(4/19)リスケの出口戦略、正常先への戻し方／基礎編　（第14回）レポート

 

先日の4月19日に開催した基礎勉強会のご報告です。

 

タイトルは、「リスケの出口戦略、正常先への戻し方／基礎編」でした。

 

 

 

 

懇親会も盛り上がりました（笑）。2次会まで・・・ちょっと飲み過ぎです。

 

 

 

基礎編といいながら・・・、後半のフリーディスカッションについてはとても実践的な話題で盛り上がりました。

 

この分野について既に知識を持っている会員さまにおいては、テキスト内容を確認して、後半のフリーディスカッションだけでも聞いてみて下さい。

 

参加してくださった会員さんたちからの情報を得ることができます！

 

さて、正常先への戻し方ですが、これには二つのアプローチが必要になります。

 

１．財務的なアプローチ

 

２．売上アップからのアプローチ

 

簡単なロジックです。

 

最終的に、財務を改善するためには、売上・利益の確保が何よりです。

 

そのために販売戦略や営業戦略をどう再構築していくのか？

 

特に小規模事業者の場合は、事業が複数あるわけではなく、財務に関して何かしらのテクニックなどで改善するのはほとんど不可能だと思います。

 

M&Aで・・・なんてことも一案ではありますが、年商数千万円の小規模事業者ですと、ほとんど不可能でしょう。

 

そうなると、あとは「売上」と「利益」です！

 

ここで、一つの問題が発生します。

 

たとえば、税理士事務所さんが、顧問先の指導で、販売や営業に関する経営コンサルティングができるのか？

 

何もノウハウの有無についてだけを言っているわけではありません。

 

時間的な余裕、報酬の問題など・・・たくさんあります。

 

他の士業の先生やコンサルの方も少なからずそう感じているかもしれませんね。

 

私（吉田）は、元々流通コンサルタントとして売上改善、集客改善などのコンサルティングをしておりましたので、その分野ならアドバイスはできます。

 

またこれまでに多くの成果を出しておりますので、自信も少なからずあります。

 

しかしながら、たとえば「建設業」などの指導ができるのか？というと、相当難しいです。

 

先日の基礎勉強会の後半のフリーディスカッションで、建設業関連の話題も出ましたが、業界の構造的な問題もあり、本当に悩ましい限りです。

 

リスケからの出口戦略、正常先への戻し方・・・、実際はとても難しい問題だと思います。

 

これはある意味、森金融庁が全国の金融機関に対して突きつけていることでもありますよね！

 

 

また、このテーマで第二弾を企画したい、と思いました。

 

個人的にもとても有意義でした。

 

もし、会員様の中で、「このテーマの基礎勉強会で講師を務めてみたい」という方がいましたら、遠慮なくご連絡ください。

 

是非、ご協力くださいませ。